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無洗米にデメリットはある?メリットや精白米・玄米との違い、正しい炊き方も紹介

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引用元:全国無洗米協会「無洗米とは」

無洗米にデメリットはありますか?

それでは無洗米のデメリットを併せて、メリットや精白米・玄米との違い、正しい炊き方などもご紹介します!

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無洗米とは?基本情報を紹介

引用元:全国無洗米協会「無洗米とは」

そもそも無洗米とは、どういったお米でしょうか?無洗米のメリット・デメリットを確認する前に、基本情報を確認しましょう。それでは無洗米の定義と精白米との違い、玄米との違いをご紹介します。

定義

まず無洗米とは、研ぎ洗いなしに水を加えるだけで炊けるお米です。肌ヌカが取り除かれた状態で袋詰めされています。ヌカの除去方法には、ヌカ式やタピオカ式、水洗い式などがあります。

1991年に誕生した無洗米には、国の定めた品質基準はありません(2024年12月時点)。全国無洗米協会の審査に合格した無洗米には、以下の要件が定められます。

  • 製造時に異物を添加しない
  • 食味を落とさない
  • 環境への負荷を軽減する
  • 産業廃棄物を出さない

参照元:全国無洗米協会「無洗米とは」

精白米との違い

次に無洗米と精白米との違いは、肌ヌカの有無や炊飯の手間などです。

  • 玄米 :収穫したお米から、籾殻だけが取り除かれた状態
  • 精白米:玄米から、胚芽・ヌカが取り除かれた状態
  • 無洗米:精白米から、肌ヌカも取り除かれた状態

参照元:全国無洗米協会「無洗米とは」

したがって研ぎ洗いしてから炊かなくてはならない精白米に対して、無洗米の炊飯には研ぎ洗いが不要です。ただし現代の精米技術では、精白米にあまり肌ヌカは残っていません。また肌ヌカには独特の臭いがありますが、ミネラルやビタミンも含まれています。

参照元:やまがたアグリネット「『米ぬか』にふくまれる栄養は、なんですか。」

玄米との違い

そして無洗米と玄米との違いは、胚芽・ヌカ・肌ヌカの有無や炊飯の手間などです。

  • 玄米 :収穫したお米から、籾殻だけが取り除かれた状態
  • 精白米:玄米から、胚芽・ヌカが取り除かれた状態
  • 無洗米:精白米から、肌ヌカも取り除かれた状態

参照元:全国無洗米協会「無洗米とは」

したがって研ぎ洗いしてから炊かなくてはならない玄米に対して、無洗米の炊飯には研ぎ洗いが不要です。玄米の炊飯前には精白米よりも長い浸水時間(6~12時間程度)が必要ですが、無洗米の浸水時間(30~60分程度)は精白米と変わりません。

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無洗米のメリット・デメリット

引用元:全国無洗米協会「無洗米とは」

基本情報を踏まえたところで、無洗米のメリット・デメリットを確認しましょう。メリット2点(ランニングコストの削減と栄養素流出の防止)とデメリット2点(本体価格の高さと粉塵のリスク)をご紹介します。

メリット①ランニングコストの削減

まず手間の削減が、無洗米のメリットとして挙げられます。玄米や精白米とは異なり、無洗米の炊飯前には研ぎ洗いが不要です。計量して水をくわえたら、30~60分程度浸水するだけで炊けます。

手間だけではなく無洗米には研ぎ洗いの水も不要ですので、水道料金の節約や節水による環境保護につながります。玄米や精白米とは異なり、研ぎ洗いによって無洗米の重量が減りません。

メリット②栄養素流出の防止

次に栄養価の高さも、無洗米のメリットです。玄米や無洗米とは異なり、研ぎ洗いで無洗米から栄養素(ミネラルやビタミン)が流れ出ません。以下のページによると、無洗米の旨味・甘味は精白米よりも高いです。

参照元:全国無洗米協会「協会認証無洗米がお得な理由」

デメリット①本体価格の高さ

しかし本体価格の高さは、無洗米のデメリットです。一般的に無洗米の本体価格は、製造コストがかかる分だけ精白米よりも高くなります(1㎏当たり数十円)。本体価格だけをみれば、精白米が優れています。

ただし炊飯前に研ぎ洗いの時間や水道代がかかる精白米に対して、無洗米のランニングコストは小さいです。無洗米には、ランニングコストの削減や栄養素流出の防止というメリットがあります。

デメリット②粉塵のリスク

そして粉塵のリスクも、無洗米のデメリットです。製造や運搬の過程で粉塵が入り込んでしまっても、研ぎ洗いをしないで炊くため無洗米から除去されません

しかし安全性が認証された無洗米は、以下のように製造されています。

  • 米・空気・水以外は使用・添加されていない​
  • 人間の手に触れずに袋詰めされる​
  • 異物を取り除く装置で選別されている

参照元:全国無洗米協会「無洗米の安全性」

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無洗米の正しい炊き方

引用元:全国無洗米協会「無洗米の炊き方」

メリット(手間の削減と栄養価の高さ)を引き出してデメリット(価格の高さと粉塵のリスク)を補えるように、無洗米の炊き方を確認しましょう。それでは無洗米の水加減と浸水時間についてご紹介します。

水加減

まず無洗米の水加減は、精白米よりも多いです。計量した精白米を研ぎ洗いすると肌ヌカが取り除かれますが、計量した無洗米には研ぎ洗いをせずに水を加えます。目安として、無洗米1合(1カップ)に対して、1カップ+大さじ1~2杯の水が必要です。

ただし無洗米の品種や炊飯の季節、浸水時間、ご飯の硬さに対する好みなどに応じて、水加減は異なります。計量や水量、浸水時間などを記録しながら、好みの炊き加減を研究しましょう。

浸水時間

次に無洗米の浸水時間は、精白米よりも長いです。研ぎ洗いする際に精白米は給水を始めますが、無洗米は水を加えてから給水を始めます。また季節によっても、無洗米の浸水時間は変化します(夏場30分以上と冬場60分以上)。

なお炊飯器によっては、浸水時間を含む無洗米モードが搭載されています。無洗米の品種や炊飯の季節、炊飯器の機能、米量などに応じて、適した浸水時間を研究しましょう。

参照元:全国無洗米協会「無洗米の炊き方」

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無洗米の購入を検討しよう!

基本情報とメリット・デメリット、正しい炊き方を踏まえて、無洗米の購入を検討しましょう。

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